mRNAワクチン接種後、数分以内に起こったIII度高血圧の症例報告:日経メディカル

 

III度高血圧とは、収縮期血圧が180mmHg以上、かつ/または、拡張期血圧が110mmHg以上である。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチンの接種後数分以内にIII度高血圧が認められた9例の報告である1)。 2021年1月11日、スイス西部の人口14万人の都市ローザンヌの予防接種センターで、mRNAベースのワクチンを用いたCOVID-19の予防接種が開始された。2月9日時点で、1万3296回のワクチン接種が行われており、このうち1万2349人が1回目の接種(1万501人 がPfizer/BioNTech社製、1848人がModerna社製)、947人が2回目の接種を受けた(945人がPfizer/BioNTech社製、2人が Moderna社製)。アナフィラキシー反応の疑い、倦怠感、息切れ、痛み(頭痛、胸痛など)などの重篤な有害事象に適合する症状を訴える患者に対し、バイタルサインのモニタリングを行っていた。

情報源: mRNAワクチン接種後、数分以内に起こったIII度高血圧の症例報告:日経メディカル

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