映画「ドッグヴィル」

「道徳や正義を演じようと思えば思うほど、本性は狭く居心地の悪いそこから逃げ出すための隙間を貪るように探す。」

最初の30分はもう観るのを止めようと思うほどの映画ですが、その後、観るのを止めなくて良かったと心の底から思う映画です。映画なのに、全て舞台上で描かれていますから、映画なのか舞台なのか。映画と舞台の融合ともいえる映画です。

解説

ロッキー山脈の麓に孤立する村ドッグヴィル。ある日この村の近く、ジョージタウンの方向から銃声が響いた。その直後、村人の青年トムは助けを請う美しい女性グレースと出会う。間もなく追っ手のギャングたちが現われるも、すでに彼女を隠し、その場を切り抜けるトム。彼は翌日、村人たちにグレースをかくまうことを提案した。そして、“2週間で彼女が村人全員に気に入られること”を条件に提案が受け入れられる。そうしてグレースは、トムの計画に従って肉体労働を始めることになるのだが…。

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