猪木議員、黒マフラーで「友人」カストロ氏を悼む – 社会 : 日刊スポーツ

 二十三年ほど前、アントニオ猪木さんのお兄さん、快守さんから、アントニオ猪木さんがカストロ議長に招待されているので、私にも一緒に行かないかと誘われたのですが、当時はカストロ議長のことをよく知らず、キューバについてはあまりいいイメージを持っていなかったため、当時の妻の反対もあり、結局は行きませんでした。
その後、快守さんが亡くなったときに、このことを思い出してキューバのことや、カストロ議長のことを調べると、当時持っていた固定概念や、無関心を反省していたものです。
快守さんは、なぜ私を渡航滞在費用を持ってまで私を連れて行きたかったのか聞きたかったのですが、聞くことができませんでした。
彼は私に対して「あなたには徳がある」というのが、口癖でした。彼の言う、その徳がどのようなものかは分かりませんし、私は自分に徳があるなど考えることもなかったのでしたが、私より年上の人が、私をいつも敬うようなそぶりを見せていたので印象的でした。
最後に、熱海の市長選に出馬した快守さんの事務所に電話を入れると不在で、「是非会いたいので連絡をする」という秘書の方からの電話を最後に、彼の訃報を知りました。
カストロ議長の訃報を聞いて、その当時のことを思い出しました。人生の内で、これと同じような不思議なことは山ほどありますが、これも私の思い出の内の不思議なことの一つです。
アントニオ猪木参院議員(73)が27日午後、都内のキューバ大使館を訪れ、25日(日本時間26日)に90歳で死去したフィデル・カストロ前国家評議会議長を悼んだ。… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

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